日本は古来から家といえば木造でした。
なぜなら日本は山林が豊かな国だからです。
今では外国材の流通も盛んになってきましたが県北に足を運べば、良質な杉や桧が手に入ります。
写真は西粟倉村で40〜50年程育った杉
皆伐(全て伐採)ではなく、間伐(間引きながら育て続ける)による林業。
枝打ちされた木が
切り倒され
運び出され
原木市場へ
選ばれた原木は製材、加工され
施工現場へと運ばれ、住居となり
暮らしの器となる。
よく考えれば当たり前のことですが、
現代はそのことをあまり意識せず、コストだけを見て木材を買っているのかもしれない。
山主さん、木こりさん、製材や流通に関わるたくさんの人たち
また山に入ると実感する樹々の生命感。
今、改めてこの家づくりの背景をお施主様には伝えていきたいなと。
そう思います。
西粟倉森の学校の西岡さん、今日はありがとうございました。
西粟倉森の学校:https://morinogakko.jp