経営企画室の川植の被災地支援に対する強い思いがあり、能登地方へ。
ミナモトで大変お世話になった建築家、佐野アトリエの佐野宜夫さんの次女こいとちゃんが輪島市で被災、
お母さんの明子さんに話を聞いたところ、彼女が金沢の二時避難所へ移るタイミングだったので、
私たちは明子さんと共に引っ越しのお手伝いと、
彼女の仲間たちが1日1,800食の炊き出しを行なっている拠点に物資と支援金を届けに、
そして彼女の働くお店へ、仲間の農家さんの元へ伺いました。
道中、輪島塗作家の赤木明登さんと遭遇。
輪島漆器という「工藝」の未来にかける思いが心に響く。
震災という自然の営みの前に
人間は、畏れ、怒り、哀しみ、落胆する。
しかしその中にいて、
明るく、希望に溢れ、励まし、助ける側に回る人がいる。
レジリエンス。
何があってもしなやかに、折れないこころ。立ち直れる強さ。
今回出会った能登の皆さんが発する底抜けのエネルギーは、
「いのち」と向き合った人が放つ光でした。
一寸先は、光。