川植です。
みなさま、中村家住宅をご存じでしょうか?
沖縄県中頭郡北中城村にある歴史的建造物、そして国の重要文化財に指定されている建物(木造住宅)です。
戦争の際にも、この住宅は燃えてしまうことなく、とても貴重なものだそうです。
もうお気づきの方はいらっしゃると思いますが、、、
ミナモト建築工房、実はこの度社員旅行で沖縄に行ってきました!
そこで中村家住宅を見学したわけですが、これが非常におもしろかったです。
ミナモト建築工房が大切にしている「自然を活かす設計」や「今わたしたちにできること」を感じるような住宅となっていました。
中村家住宅は300年前に建築されたおうち。旧がついていないので、また中村さんのお家だそうです(そこに住まわれているわけではないですが、所有されています)
風の通り道を考えた設計、広く見せるために奥行を意識した柱の工夫、台所の上に薪を置くスペースがあり、台所から流れる温かい空気で乾燥を促したり、煤(すす)をつけて防腐させたりと、豊かな暮らしを実現するための沢山の工夫が施されていました。
300年前に建築されたお家のルームツアー。学びが多かったです。
「よく考えてるなぁ」とつぶやきが多かったように思えますが、考えざるを得なかったのかもしれませんね。
現代は便利なもので、「欲しいもの」が市場に出ていたり、それを得るツールが山ほどあり、注文をしてそれが次の日に届いたりしますよね。
だけど昔は、自分の身の周りにあるもので暮らしを豊かにし、自然と調和しながら暮らしてきたんだな、と改めて気づかされました。自分にとっての豊かな生活、それを実現するお家とはどのようなものか。一度ゆっくりと考えてみたいものですね。
ちなみにシーサーは、瓦職人が余った瓦を使って遊び心で作ったのが定着したそうです。
ひとつひとつ表情が違って可愛かったです。
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