都市の森ニューギャザリングとは、市民の手による社会実験を兼ねた防災音楽フェスです。
今年は2023年11月10日~12日の2泊3日で、ミナモト建築工房から車で数分の北長瀬未来ふれあい総合公園にて行います。
どんな社会実験なの?と気になるかた、こちらを読んでみてください。
まず一つ目が、独立電源(オフグリッド)で音楽を流します。
独立電源とは、電力会社に頼らずとも電力が自給自足している状態、つまり公園の太陽光発電で作り出された電気を使用し、音楽を流す。エネルギーの循環がポイントなのです。
二つ目が、イベントのみで利用できる地域通貨(脱炭素通貨TREE)を発行し、その売り上げを公園の植樹にあてるということ。
公園内で経済が回れば回るほど、都市の森が育まれます。これもまた循環、還元です。
三つ目が、芝生の上の装飾アート。
パークマネジメントという、国や地方自治体、行政だけでなく、そこに住む市民や公園管理のノウハウを持つ企業が連携して、公園を運営していくという考え方に基づき、このようなイベント開催や、そこに点在するアート作品も市民によるものです。
そして四つ目が、公園でのキャンプ。
実は、都市の森ニューギャザリングではキャンプができます(要予約制)
なぜかというと、開催場所の北長瀬未来ふれあい総合公園は、地域防災拠点となっているから。実際に災害が起こったときは、ここが一時的な避難場所になったり、自衛隊等の支援部隊の活動拠点となったりします。
そういった街づくりや地域のイベント、社会実験の一環として、ミナモト建築工房の数名が実行委員となり、このイベントに携わっています。
少し真面目な感じになってしまいましたが、イベント自体はとっても楽しいので、皆様お気軽に足を運んでくださいね。
入場は無料です。美味しい食べ物、飲み物、たくさんあります。
ミナモト建築工房の一階でカフェをしてくださる、ぬるま湯さんも出店しています。
楽しみながら、まなぶ。
楽しんでいると、いつの間にか貢献している。
そんな時間を過ごしていただければと思います。
イベントが終われば日常の公園です。3日間だけの世界をお楽しみください。(川植)