お世話になっている円山ステッチの佐野明子さんが、曹源寺の原田老師と岡山出身の漆塗作家赤木明登さんの対談を企画され伺いました。
「禅と工藝」
禅僧と漆塗り作家の対話はとても先進的で今こそ必要とされる心の有り様でした。
赤木氏: 「老師は見えないものを信じますか?」
原田老師:「最近はZOOMが普及、世界中の人とオンラインでの面談が容易になりましたね。」
赤木氏: 「ほう。老師もそう思われるのですね。」
原田老師:「でもね、会った時にしかわからないこともあるでしょう?それは見えない力だと思うんですね。」
赤木氏: 「その感覚、ありますね。」
原田老師:「それから今日のような不確実性の時代にどこを目指して生きていくのか。これは洞察力とも呼ぶんですけども。これもまた見えないものと申しましょうか、ますます大切な力です。」
コロナ禍での生活で、私たちは目に見える「できない」ことに意識を向けがちですが、これを変化のチャンスと捉えたら?
魔法でもなければスピリチュアルでもない。
見えないものを信じる力
赤木明登氏HP:http://www.nurimono.net