ランドスケープアーキテクト小出兼久先生を訪ねに赤磐のご自宅へ。

レインガーデン（雨の庭）を世の中に普及してきた先生の、今も昔も変わらない哲学に触れる。

例えば住宅街の交差点に家を建てるとき、

必ず、道路の見通しが悪くなります。

そこで私たちは少しでも

建物をセットバック（奥に引っ込める）したり、

下屋（低い建物部分）を設けたり、

町にもたらす影響負荷を緩和するよう努めます。

この、小学校の登下校ルートにあるミナモト分譲地。

更地の状態から1年以上、

この交差点に立ち、交通状況を確認してきました。

綱島の設計。

しっかり町に配慮された設計で、

建築前に比べてさほどの影響なし。

私もおかげで地域の皆さんとすっかり仲良くなりました。

子どもたちのマスクも徐々に外れ、

元気な挨拶が飛び交います。

瀬戸内海に浮かぶ豊島。

その豊島で、農的で持続可能な開発が動き出しています。

大手企業とではなく、地域の工務店と一緒に手作りでプロジェクトを進めていきたい。

そんなクライアントの意向から、弊社にお声がけいただきました。

ご紹介いただいたのはランドスケープを担当する四井真治さん。

第１弾は、企画を蠢かすオフィスづくり。

設計は亀谷。

雨漏りなど、無理難題も前向きに解決し、本日無事引渡し。

クライアントにも大変喜んで頂きました。

酷暑の中、豊島に通ってくれた大工を始め職人に感謝！

＊四井真治さんは10月に自ら実践する暮らしから辿り着いた命の仕組みを描いた書籍を出版されます↓