私はお客様の上棟式の際には、祝詞を奏上させて頂いてます。
その時に大切にしているものの一つが、
山の木1本伐るところから始まり、多くの方々の手に渡って現場に材料が届いているという「実感」です。
今日は新しい住宅の企画で、山主さんとお会いする機会を頂きました。
コーディネートして頂いたウッディワールドのざきの野崎社長、ありがとうございました。
お客様の中で、自分たちの家の材料がどこから届くのか興味のある方は
是非弊社担当にお声がけください。
山を巡るツアーを企画いたします。
数組限定にはなりますが、自分の家の構造材を山から指定することもできるようになりました。
きっと子ども達にとってもかけがえのない体験となりますよ。
世界的なウッドショックによる価格の高騰は続いていますが、
幸か不幸か、一昨年あたりからミナモトの構造材も国産材に切り替わっています。
今、真庭・美作を始めとした地元の山は3世代前に植林した杉・桧が伐期を迎え、林業がとても元気でした。
実際にこの活況を目の当たりにできたのは大きな収穫です。
山が衰退する固定観念が払拭されました。
やはり、都市の仕事と里山の資本が繋がり、循環するのは一つの豊かさです。