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地域文化にふれる「うなぎの寝床」

2021年11月14日

 

こんにちは、福岡からテレワーク中の大江です。

 

 

少し前の話になりますが、お茶で有名な福岡県の八女市にある

うなぎの寝床」というお店に行ってきました。

 

 

自らを「地域文化商社」と名乗られている、うなぎの寝床さん。

地域文化を担っている方々と対話し、そのモノが生まれる背景を掘り下げたうえで、衣食住にかかわるモノを販売し、さらにギャラリー、書籍、ツーリズムなど様々な形で九州を中心に全国各地の多様な文化を発信されているそう。

 

 

(↑うなぎの寝床HPより画像お借りしました。)

 

 

 

八女市内の下記のような数か所拠点があります。(徒歩で行き来できる距離!)

◎うなぎの寝床[旧寺崎邸]:食器などのショップ

◎うなぎの寝床[旧丸林本家]:現代風MONPE(もんぺ)などショップ

◎うなぎBOOKS:書店

◎OHAKO[旧大坪茶舗]:ギャラリー

 

 

 

私は、旧丸林本家で販売されている「現代風MONPE」目当てで伺いました。

福岡県南部の筑後地方で200年以上にわたって織られる久留米絣(かすり)を使ったもんぺで、さらっとしていて履き心地がとってもいい。

色々な柄があり、シルエットもおしゃれ。

 

 

久留米絣だけでなく、全国各地の生地とコラボしたもんぺも。

岡山のお隣、福山デニムもありました!いつか児島デニムともコラボしてほしい^^

 

 

 

建物自体も、歴史的建造物の再生活用されているうなぎの寝床。

 

「旧丸林本家」は伝統産業である提灯の製造が行われていた建物がショップになっています。

だからお店の看板も提灯なんですね。

 

 

 

 

 

 

↓[旧寺崎邸]こちらも素敵。

 

 

 


地方では「地域でつくられたものは全ていいもの、誇りをもてるもの。」という信仰が少なからずあります。しかし、それは違うのではないか?と思います。土地に根ざして、地の利を解釈し現代に合わせて価値を転換できているものが素晴らしいのです。
(↑うなぎの寝床HPより引用)


 

どんなに素晴らしいものでも、今を生きる人の目に触れたり、活用されたりしなければ寂しいですもんね。

伝統的なモノも、時にはその時代に合わせて変化させながら、というのも必要。

 

 

 

 

この10月には「Craft Inn 手」という宿泊施設(2箇所)もオープン。

こちらも旧家を再活用した建物に、厳選したの家具が調度品がそろっているそう。

(↑Craft Inn 手 HPより画像お借りしました。)

 

 

 

また、九州のネイティブカルチャーをめぐるツアーやアート体験なども開催しており、とても魅力的。→うなぎの寝床 ツーリズム

 

 

 

岡山に住んでいても行ったことのない場所や知らない伝統文化がたくさんあったんだろうなと、福岡にきてからふと思い、地域の人、県外から来た人がその地域の魅力を知れる機会がたくさんあるといいなと思いました。

 

 

 

 

昔ながらのまちなみに溶け込みながら、様々な発信をされているのが印象的でした。

 

通りを歩いていると、ミナモトの駐車場にあるのと同じ井戸(地下水ポンプ)を発見。

 

こちらの井戸はもう役目を終えたようですが、

ミナモト井戸の先輩に出会えたようで、ちょっとうれしくなりました。

 

 

 


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