2018.10.27 くらしのたねまきシンポジウムVol.2「小商い」
くらしのたねまきシンポジウム(SDGs懇談会)では、私たちの住む町が暮らせば暮らすほど豊かに気持ち良くなるには?を考えています。
第1回は「地域防災」をテーマに「顔の見えるつながり合う関係性」のニーズが見えてきました。
第2回は「小商い」がテーマ。
三宅商店の店主三宅洋平くんと、自然食コタンの店主近藤英和くんをゲストに、そして環境ジャーナリスト枝廣淳子さんを聞き手に迎えスタート。
参加者も地域の町内会長、問屋町を始め地域経済の第一線で働く企業の方々、行政の職員、教育関係者、主婦、さらには中学生までと多様な方々が真剣に聞き入りました。
小商いとは、売り上げや規模の話ではなく、地球1個分の資源を使い、生産から廃棄まで責任の取れるものであること。顔の見える関係性をベースにまちづくり視点からも応援できるものであることなど、話は盛り上がりました。正常な経済活動において、地域や土地を「マーケット」と捉えず、「生き物」として捉えてこそ、暮らしは豊かになるのだとゲストの話を聞いて考えさせられます。
自然食コタンの店主ヒデくんの思いが印象的でした。
「僕たちは物資のオーガニックより、つながりのオーガニックを大切にする。遠い見ず知らずの完全オーガニックより、隣のおばちゃんの農薬野菜を。だっておばちゃんの気持ちが伝わるし、農薬使わなくたって僕はおばちゃんの野菜食べるよって言えるし。その方が有機的だと思う。」
ミナモトも、小商い精神を大切に、暮らしを豊かにする工務店でありたいと思います。
当日の詳しい様子と過去に記事はこちら↓
http://kurashinotane.jp/tanemaki/