三連格子戸と アクセントタイルのある家
玄関を入ると、大きな三連格子戸が目に飛び込むOさま邸。その格子戸を開ければ、リビングと土間が一体的に感じられるようになっています。道路から縦に長い敷地のため、横に圧迫感を感じないよう、できるだけ空間をつなげ、土間も部屋の一部として使えるようになっています。格子戸を開けると土間とリビングが一体に。天井高はあえて低くし、落ち着きのある雰囲気にしました。キッチン背面にはブルーグレーの施釉タイルを貼り、LDK のアクセントに。
お施主さまとお話ししながら、使い勝手も細かく決めていきました。例えば、玄関収納には、傘を掛けておけるパイプハンガー。パントリーはあえて扉を付けず、オープンにすることで戸を開けるというアクションを減らし日々使いやすくし、目隠しをしたいときにはロールスクリーンを下ろすことができるように。
和室の下の引き出し収納は、ダイニング側に引き出すとテーブルやイスが当たって使いにくくなるので、廊下側に引き出せるようにしました。