「素材感」を大切にした、雑木に佇む家
「緑を眺めて暮らしたい」というご要望から中庭を囲むようLDKを配置したI様邸。廊下や建具をできるだけなくし、より広がりを感じさせます。「朝起きて窓を開けると、森の中にいるよう」と奥様。用いた素材もできるだけ自然を感じられるものにしました。
リビングの床はナラの無垢材を採用し、建具も造作でつくりました。また、玄関ホールは米杉の天井と墨入りのモルタル土間にし、あたたかみのある雰囲気に。
キッチンの奥はパントリー兼家事部屋。2階ホールは子どもたちの遊び場&勉強スペースと、一段上がったご主人の「こもれる」書斎になっており、家族それぞれが過ごせる空間と、家族が自然と集う空間が両立した住まいになりました。