里山の風景と暮らす内土間のある住まい
ご実家の隣にあったおばあさまの家を、里山の風景を存分に楽しめる住まいに建て替えたS様。
LDKは大きな吹き抜け、階段の前に作った杉板張りの壁、ナラの無垢床が織りなす心地よい空間。1階でくつろぎながら、吹き抜けに面した2階の高窓からと、どこにいても視線が抜ける開放的な設計になっています。
リビングの北側には、外と緩やかにつながれる内土間を。土間の段差は低めの18㎝にすることで、お子様も腰かけやすい高さに。内土間の一角、階段下には趣味の道具をしまっておけるスペースにしました。
ダイニングテーブルは3代に渡って受け継がれたもの。美しい風景と愛着のあるテーブルで食事の時間がより味わい深いものになりそうです。
リビング上部だけでなく土間の上部も吹き抜けになっており、2階の渡り廊下と1階もつながりを感じられるようになっています。
石壁がアクセントになった玄関ホールからすぐの場所に独立した手洗いコーナー。その隣には作業台や室内物干しを備えた洗濯脱衣室。さらにその向かいにウォークインクローゼットを設け、家事のしやすさにも配慮しました。
モダンな外観に、木製の玄関ドアや軒天で温かみのある雰囲気をプラス。さらに旧家の庭にあった石をご実家との境界に再利用しました。