自然を活かした持続可能な家
地球に暮らす感覚と地球のために何ができるかという感性を暮らしの中に—。 建物の配置は敷地に平行ではなく、方位に対して整え、居住スペースは真南向き。南に見える金甲山、西に見える田園風景を室内から楽しめる借景として取り入れ、日影図や通風計画により、「光」や「風」を計算。
敷地の中には小さな菜園をつくり、水やりは雨樋から流れる雨水をタンクに集め利用。敷地の地下に流れる水脈も井戸ポンプを設置したことで体感できます。 そして、家族構成が変わっても永く住み継げるよう、耐力壁は外周囲にまとめ間仕切りの少ない大空間設計にし、自由に間取りを変更できるように。
全ては買ったものではなく、地球からの借り物。この家を住み継いでいかれるご家族には末永く豊かになってほしいと願います。 さらに、大災害の翌日も昨日と同じ毎日を暮らすことができ、家が家族の生命を守るための場所であるよう、構造躯体は耐震構法のSE構法を採用しました。