移住者

CASE.1

埼玉県から岡山市へ

移住者インタビュー:Nさん

これからの20年かそれ以上、岡山の豊かな自然と
ご縁に囲まれて充実した毎日を過ごしたい

プロフィール

移住の時期

2020年4月

出身地

埼玉県

現住所

岡山市北区

やりたい事

友人を手料理で招くパーティー

家族構成

ご夫婦+息子さん

インタビュー
参加者

Nさんご夫婦、
青江(ミナモト建築工房)、
亀谷(ミナモト建築工房)、
天久さん(テンキュウカズノリ設計室)、
稲谷さん(庭づくり担当)

移住の経緯

Q
首都圏出身のご家族が、なぜ岡山市を選んだのですか?
A
(ご主人)家族同伴して10年以上海外(中南米スペイン語圏)に住んでいた経験から、“海外移住”という選択肢もありましたが、年齢が60代半ばを過ぎたこともあり国内から移住先を探すことにしました。兼ねてから仕事で関わりのあった知人から“岡山が住みやすい”と聞いておりました。岡山は晴れの日が多い、食べ物も美味しい、東京首都圏や大好きな京都や神戸にアクセスが良い、台風の直撃も少なく大きな地震の震源地が近隣になさそうなので、岡山を第一候補としました。
Q
移住への不安などの不安はどうやって解決しましたか?
A
(ご主人)私自身、岡山に住んだことが無かったため、情報を集めるところからスタートしました。JR東京駅前に岡山市の移住支援事務所があり、岡山に来る3・4年前からそこを訪れて情報を集め始めました。土地や住居などは“住まいる岡山”というサイトを紹介してもらい、市街地の地図上にJR岡山駅を中心に数キロの円を描き、その円の中で物件を探して行きました。高齢になりマイカーを手放しても駅やデパート、病院など近く、さらに周囲に緑豊かな場所を探しました。コンパクトシティーである岡山市には市街地にそのような条件の土地がありました。
(奥様)彼は地図がすごく好きで熱心に探していました。
(ご主人)さらに移住する前、何回か実際に岡山を訪れ、レンタルサイクルで大元周辺や岡山駅北側の県営総合グラウンド地域を回って、どんな街なのか体験しました。

家づくりに
ついて

Q
家づくりや土地との出会いはどのような出会いでしたか?
A
(ご主人)ミナモト建築工房(くらしのたね)はステップハウスという不動産サイトで知りました。入力した条件からハウスメーカーを探すことができ、検索条件には「平屋の家が建てたい」、「土地探しの相談ができる会社で建てたい」、「1,000万円台の家を建てたい」を入れたところ、ミナモト建築工房が上がってきました。社長の青江さんと連絡を取ってからミナモト会の存在を知り、大工さんとの連携がうまくできている会社なのではないかと思いました。また、私が購入した土地エリアで、青江会長さんの時代に多くの物件を手掛けたと聞き、自分の条件に合った会社であると思いました。
土地との出会いは“住まいる岡山”というサイトで見つけたいくつかの土地(古民家付き土地物件)を、それぞれの仲介業者の方に現地を案内していただき、ミナモト建築工房の青江社長さんにもその土地を工務店の立場から見ていただきました。
(青江)私は最初、進入路が狭かったのでこの土地はおすすめしませんでしたが、近隣の方のご協力があって道が広くなりましたよね。
(奥様)最初に土地を見たときには古民家が建っていたのであまりイメージがわきませんでしたが、更地になってから良い場所だと思うようになりました。
(ご主人)仲介業者様がとても親切だったことも含めて購入を決断しました。仲介業者様からミナモト建築工房をよく知っていると伺い、とても縁を感じました。

(ご主人)建物の設計には、最初ミナモトさんから間取りなどのプラン提案がありましたが、自分のイメージとは多少異なっていました。青江社長さんにテンキュウカズノリ設計室をご紹介いただき、建築設計士の天久さんともお会いし間取りプランも提案いただきました。
(青江)私も中川さんと出会ってお話を聞いているうち、ミナモトの力だけではなく、建築設計事務所の力も借りた方がいいと判断しました。庭づくりも稲谷さんに協力してもらい理想の家づくりを目指しました。
(ご主人)ミナモトさんは社内だけでなく様々な協力企業様と力を合わせることで私たちの理想の家づくりをサポートしてくれ、私たちの想いを叶えてくれると思いました。自宅ができるまでの間、人生の中で凝縮した時間を過ごすことができました。シンプルな間取りの平屋住宅というイメージしか持っていませんでした。住宅の細かい間取り設備や敷地の外構工事には、確固としたイメージもない中でこのような素晴らしい新居が出来上がったのは、様々な方々の大きなご縁が働いた結果だと感じております。

暮らし方

Q
移住してどんな生活・暮らしを送られていますか?
A
(ご主人)私は料理が大好き!肉は手回しミンサー(新居への引っ越しを機会に、遂に電動ミンサーを購入!)で牛、豚、鶏、ラムのブロック肉を購入して挽肉にし、料理に使っています。岡山は自家菜園のほかに、農産物直売場でも新鮮なハーブ各種を安価に購入できます。リビングに続くウッドデッキや前庭で、親しい友人を招待してカフェやBBQを楽しみたい。バックヤード(裏庭)は東側の竹林緑地を吹き下ろす冷風で、夏の朝は大変涼しいです。
(奥様)敷地も広く、庭もしっかりスペースをとれるので庭の手入れなど、きれいにできたとき達成感を感じられます。お家に自然がある、その状況がとても良いです。

住まいの
お気に入り

Q
家づくりのエピソードやお気に入りを教えてください。
A
(青江)天久さんは、中川さんからどんな要望がありましたか? (天久さん)要望というより、知らない土地に移住してこられるので、とにかく岡山のこの家を安心できる空間にできたらいいという思いがありました。“安心”を設計の中でどのように取り入れると良いのかを考え、屋根に守られている空間を作ることで安心感が生まれるのではないかと考えました。天井をアールに仕上げることで居室との距離感が生まれ、屋根に守られている感じのワンルームになるような部屋ができ上がればいいと思い、設計しました。
(青江)実際に住んでみていかがですか?
(ご主人)リビングはどこまでが天井になっているか、距離感がわからない感じがあり、圧迫感を感じさせません。日本だとこういった曲線の住宅はあまり見ませんが、すごく気持ちが和らぎ、安心感があります。実際の広さ以上に広く感じています。特にLDKのスペースは南北に風が抜けて通ってとても気持ちがいいです。お気に入りです。
(奥様)私は最初に現場を見たときは思ったより小さく感じて、これで大丈夫?と思いましたが、壁を塗って住んでみたらとても広く感じました。本当に不思議、しばらく魔法のように感じ、これが建築士さんの家なのか!と思いました。
(天久さん)ワンルームのように設計したので、前に言われていた声が聞こえてくる問題はどうですか?
(奥様)最初は「この家では一切内緒話はできません」と主人に言っていましたが(笑)、住んでいくうちに気にならなくなってきました。
(天久さん)施工技術もとても良かったですよね!天井をアールに施工するのはすごく大変な技術だと思います。
(亀谷)そうなんです。大工さんには前々から大変なことは伝えていました。どうしても丁寧にしないと難しいんですよね。ひずみが出ないように何回も何回も大工さんにお願いしました。

(青江)稲谷さんはどんなことを思って庭づくりをされましたか?
(稲谷さん)私自身もミナモトさん、天久さん、中川さんとの出会いにご縁を感じていて、引き合わせていただいたことに感謝しています。中川さんの考え方からは、すごく植物が好きなことが伝わってきて、植物大好き人間のくくりの中ではとても話しやすく感じています(笑)庭づくりも僕の方から提案するというよりも、中川さんのやりたいことに合わせてそのお手伝いをするスタイルで作っていきました。
(奥様)師匠(稲谷さん)が来てくれるのをとても楽しみにしています(笑)庭の手入れはきれいにできたときに達成感が感じられます。おうちに自然がある、その状況がとてもいいと思っています。
(ご主人)私は実家では草花を植えていたり、隣の家との境界に木があって木登りをしたり、梅を採ったり、そういう感覚が今でも残っています。庭も広いので何をしようか今から楽しみです。
この計画は本当にたくさんのご縁が結んでくれたと感じています。家づくりにおいてはミナモト様が私たちの理想の家づくりを一緒に目指して、社内の垣根を超えたくさんの協力企業さんと力を合わせて叶えてくれたことがとても嬉しいですし感謝しています。

家の東側にはじゃかごを設置。家庭菜園もあります。奥には竹林があり、朝には竹林を通った涼しい風が吹き抜けてきます。

暮らしの
今とこれから

Q
今の暮らし、これからの暮らしについて期待することは?
A
(ご主人)今日で越してきてちょうど100日くらいになります。(インタビュー当時)これで春から夏はわかったので、あとは冬がどうなるかですね。春先の肌寒いころには加湿も兼ねた小型対流型灯油ストーブで十分でしたが、真冬のために15畳用の大型ストーブをもう一つ購入しています。備え付けエアコン暖房と併用すれば天井が高いLDKですがこの住宅は断熱効果も十分あり、岡山は温暖な気候なので心配はしてないです。
(青江)季節による変化もまた教えてください。テラスができ上がってくればそこでご飯を食べたりもできますよね。
(ご主人)そうですね。近隣のお宅からも釣ってきたお魚をいただいたり交流があります。近隣の方にも挨拶をしたら気持ちのいい笑顔で返してくれます。この地域に住んで、コミュニティができてよかった。
(青江)岡山に来てすぐなのにコミュニティを作るのが上手ですよね。皆さん料理をされて、キッチンの具合はいかがですか?
(ご主人)この家は料理を楽しむための家みたいなところもあります。最近では息子も料理を初めて、今では3者3様で料理をしています。元々あまり外食をしない方で、家で料理を楽しんでいます。息子はルッコラの水耕栽培をやっていて、これから菜園でとれる野菜も楽しみです。

移住を検討
されている方へ

Q
移住を検討されていている方へ先輩から一言お願いします。
A
(ご主人)岡山は車社会です。自転車とバス移動に慣れている人は大変だと思いますが、岡山は平たんな街だから自転車での移動はしやすいです。病院は多いから老後も安心だし、食材は新鮮なものが豊富にあります。料理を楽しまれる方にとっては良い場所だと思います。さらにこの場所は駅に近く、1時間で市街地を往復できるから便利です。移住を考えている場合には、スーパーや薬局など生活関連施設をある程度チェックしてから決めた方がいいですね。
他の地域からいろんな理由、目的を持って越してこられることと思います。各ご家族の予算や目的も違うので一概には言えませんが、共通して言えることは自分の目的に合った場所を探すのが重要だと思います。移住支援室や岡山市のHPなど、オンラインで情報を集めることも重要だと思います。

取材:令和3年6月

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くらしのたね

ミナモト建築工房が家づくりを続けてきたら、そこにはまち(地域)ができました。
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『 暮らしたい家を建てる感動 』
『 暮らしたいまちに出会える奇跡 』
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くらしのたねの家
3つのポイント

①ライフスタイルに
合わせたご提案

暮らし方や働き方、そして家族一人ひとりの人生のステージ。コロナ共生社会という新しい時代が幕明けし、ライフスタイル(生活様式)はますます多様化しています。くらしのたねは、家を一生の買い物ではなく、暮らしを育てる体験として、未来を豊かにする資産としてのご提案をいたします。

②くらしのたねが推奨する家の
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緑の庭づくり

家とまち(地域)の自然を豊かにするために、各家庭の庭に苗木を3本プレゼントいたします。次の世代のために今、私たちができることを行っています。

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床材、化粧柱、化粧梁、造作棚などで地域材を利用。家と森林をつなぐ産地見学ツアーも企画します。

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省エネ基準

省エネ性能は「BELS★5」 ※外皮平均熱還流率Ua値0.87以下、一次エネルギー消費量省エネ基準より20%削減。

③厳選された打合わせ

私たちの提案は、打合せ回数を厳選することでコストパフォーマンスを高めます。厳選された「おまかせ仕様」をベースに、お客様の「理想の暮らし」を応援します。注文住宅でもない、建売住宅でもない新しい家づくりが始まります。

くらしのたねの家はソフト(暮らし)と
ハード(性能)を融合した
家づくりです。

※「くらしのたねの家」は、
 株式会社ミナモト建築工房が施工します。

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『暮らし』を育てよう!!

自分たちにぴったりな『暮らし』を育てよう!! 『どんな暮らしがしたいか!?』から計画・土地探し・家づくりを進めるのがくらしのたねの家づくり。どこでどんな暮らしが家族にぴったりなのか、くらしのたねのある北長瀬周辺エリアの特徴や施設の紹介・公園情報など、住まいのことをはじめとする『暮らし』のすべてを相談できる『くらしのたねの家』さぁ、どんな『暮らし』をしてみたいですか!? 自分たちにぴったりな『暮らし』を一緒に育てましょう!

後ろのイラストは北長瀬周辺エリアのイメージです。『くらしのたねの家』の家づくりの考え方や暮らし方、北長瀬を中心とする岡山西エリアの情報を見られます。まずは『くらしのたねの家』をのぞいてみましょう!