ニューノーマル
Chill Fitな暮らし 提案住宅ができるまで②
この企画ではまずダイヤ工業の社員の皆さんとどのような要素を住宅に取り入れたいかを考えました。
それとともに考えたネーミング『Chill Fitな暮らし』ですが、「落ち着く」を意味する「chill out」が語源となっており、「日常的にゆったりのんびり身体を使う」という意味で付けられました。
ダイヤ工業では『bonboneチェックシステム』という自社の運動器年齢を測定するシステムで、毎月全員の運動器年齢を測定しているそうです。
↑bonboneチェックシステムで測定中(写真はミナモト建築工房社長の青江)
そのため皆さん健康への意識が高く、日常的に身体を動かすことを意識していることが分かりました。
そんな中から出てきた案が、
① ボルダリングができるフリーウォール
② ぶらさがることができるバー
③ ロープ製の手すり
④ あえての段差
⑤ 階段下収納
これらによりぶら下がる、つかむ、段差を上がる、かがむ、バランスをとる…などの動作が自然と生まれるというものです。
マンションなどの、段差がなくほぼフラットな住まいと比較すると真逆の発想ですが、きっとこれが日常に溶け込み毎日の動作となれば違和感もなくなるはずです。
生活に溶け込む、違和感なく…というのは大事なところなので、それらを意識しながらどんな仕様、どんな間取りにしようかと思案していくことになります。